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2015年7月27日月曜日

Adobe Reader11の起動が妙に極端に遅い現象が発生*

<現象>

Adobe Reader11を起動させても、極端に遅い現象が発生しました。

<対応方法>

Adobe Reader11を起動して
「編集」 → 「環境設定」 → 「セキュリティ「拡張」」
「起動時に保護モードを有効にする」のチェックを外してみてください。


※下記はチェックがついています。チェックを外してください。


<保護モードとは>
「悪意のある実行可能ファイルを起動できないようにして、システムディレクトリまたは Windows レジストリに書き込んで何等かの悪意を持った行為を行うことができないようにすること。」
この機能は、Adobe Reader X から新しく導入されようです。急速に進化する Adobe の安全性を確保する方法を拡張し、弱点である部分の軽減・抑制するものです。

PDF を閲覧(実質読み取り専用)するためだけに、ここまでの機能が必要なのかどうかは正直わかりません。

閲覧しようとしている PDFファイル が、信頼されたサイトからダウンロードしているものであれば基本的に問題が無いと思われます。

<勝手な原因推測>

「保護モード」となっていると、その可能性のあるファイルの場合にデータチェックが始まるために起動が遅くなるのではないかと思います。


2015年7月21日火曜日

PowerPoint利用した後で、PDFファイルを表示するとパソコン画面には表示されるがプロジェクターには表示されないのはなぜ?*

PowerPointはバージョンによって「発表者ツール」が存在する場合があります。
その場合、[発表者ツールを使用する]が初期設定で通常“有効”になっています。

発表者ツールとは、発表者が使用するノートパソコンには、プレゼンテーションと共に発表者のメモを表示し、別のモニターには閲覧者向けにメモのないプレゼンテーションを表示することができる仕様となっています。

発表者ツールでは、“画面の解像度”設定で複数のディスプレイに映す「表示画面を拡張する」機能を使っています。

そのためPowerPointで発表者ツール使用した後にPDFファイル等の別資料を開くと、パソコン画面には表示されるがパソコン画面ろ同じ画面を表示する設定になっているプロジェクターには
何も表示されないことがあります。

<発表者ツールを使用しない設定にするには>


発表者ツールを使用しない設定にするには、以下の方法で「発表者ツール」を“無効”にしてください。


[スライドショー]タブ -[モニター]グループ-[発表者ツールを使用する]チェックボックスを外す





※次回起動する時は、前回終了した時のチェックボックスの状態で起動します。

<発表者ツールを使用する場合>


[発表者ツールを使用する]の設定でスライドショーを実行した場合には、スライドショーを終了しても画面が一つの画面として「表示画面を拡張する」のままで自動的に設定は戻りません。


以下の方法で、“表示画面を複製する”という通常の状態に戻してください。


1. デスクトップの何もない部分を右クリックし、一覧から「画面の解像度」をクリックします。



2.「複数ディスプレイ」ボックスの▼をクリックし“表示画面を複製する”を選択します。
選択後‘適用’ボタンをクリックしてください。




3.「このディスプレイ設定をそのままにしますか?」という画面が表示されます。
「変更を維持する」をクリックします。



2015年7月16日木曜日

CADのデータPDFでハッチング部分が真っ黒に印刷される(モノクロ複合機) *


★発生した現象について★

CADデータが以下のように真っ黒に印刷されてしまいました。








★私の考えた原因と思われること★



カラー印刷で出力された場合に、モノクロ印刷すると問題が発生するのではないかと推測しています。なぜならカラー複合機にカラー印刷したところ問題なく印刷されたためです。

おそらく、印刷命令自体がカラー印刷の場合に複雑な構成となっており、モノクロ印刷機がその通りに再現できないのではないかと考えています。



★思いついた対応方法★



プリンター側で画像処理をすると問題が発生してしまうため、パソコン側で画像を作成し、その画像を直接プリンターに送信する形であれば、ディスプレイで表示された状態で印刷されるのではないかと思いました。実際にその方法で解決できました。



1.AdobeReaderを開き、印刷をすると「印刷ダイアログ」が表示されます。

ここで、上部にある「 詳細設定(D) 」をクリックします。




※印刷機によってボタンの名称や形状が違っていますので、推察をしていただく必要があります。


2.「詳細設定」のダイアログが開きます。「画像として印刷」にチェックをつけて「OK」をクリックします。




※印刷機によってボタンの名称や形状が違っていますので、推察をしていただく必要があります。

この状態で印刷すれば、ディスプレイ表示の状態で印刷されます。


2015年7月8日水曜日

Excel・WordでPDFの元となるデータが作成中に飛んでしまう(ハングアップ)*

最近のカメラは、きれいに映るのは良いのですが・・・

画素数が信じられないほど大きく、ファイルが巨大化しています。

さらに、そんな巨大なデータを簡単に貼りこむことができる点が、ExcelやWordが飛んで(ハングアップ)しまう原因です。

まあ、画像データが巨大化してきれいになるんだったら良いんですが、それに合わせてハードの性能が上がっているわけではないので「なんで飛ぶの?」ということになってしまいます。

こんな重たいデータをやたら貼りこむと、パソコンへの負担も大きく、オープン・クローズだけでもかなり時間がかかるようになります。

対応方法としては、適正なサイズの画像データに変換してから、PDFに貼り込む必要があります。

<JPEG写真サイズの比較>

1.iPhoneで撮った写真の解像度 3264x2448 2.08MB (2,187,957バイト)
2.21インチ液晶ディスプレイの解像度 1680x1050
3.上記の写真の解像度を下げた 640x480 0.048MB (49,476バイト) → 「2.」の1/44のサイズ


実質的なサイズが、21インチディスプレイの2倍以上のサイズの画像が、A4用紙に何枚も貼り付けられているとパソコン・印刷装置ともにメモリー上に展開しきれなくなるために異常が発生します。

 上記の図は、画像サイズを比較した例ですが、

面積比となりますので、解像度があまりにも大きいとパソコンや印刷装置のメモリーがオーバーフローして処理できない現象が発生します。

画像ソフトなどで適宜、解像度を下げて貼り込みをすると安定した状態で編集ができるようになります。